応急手当マニュアル 子供の医学辞典
00.こんなときどうする?
子供は元気な子ほど活発に活動します。
元気なことは良いことですが、それに伴って怪我をしやすかったり、病気になったりするのも良くあることです。
子供は大人と違って抵抗力が弱く、身体機能が発達していません。いつどんな急病や事故が起こってもおかしくはありません。
急にそのような事態になっても、親としてあわてずに適切な対処を行うことが大変重要になります。
01.熱が出た場合の対処法
子供にとって発熱は良くある病気です。熱が出た場合は焦らず、症状や状態を確認する必要があります。
【手当て手順】
1.熱を計り、様子を観察しましょう
体がいつもより熱い、寒がる、だるそう。食欲がないなどの症状が出たら発熱の可能性があります。まずは、熱を計り状態を観察します。
※乳幼児は37.5℃、児童は37.3℃くらいまでが平熱の範囲とされています。38℃以上になると注意が必要です。
02.感電した場合の対処法
子供が感電したらすぐに電気から離し、意識を確認する必要があります。
1.電源を切る
子供が感電しているのを発見したら、まず感電の原因になっている電源をきります。自宅などの場合はブレーカーを落とすなどの処置をすればよいでしょう。
また、電源を切れない場合は、そのまま子供さわるとさわった人まで感電してしまいますので、電気を通さない絶縁体などを使って電気から子供を引き離します。
03.ガス中毒の対処法
子供がガス中毒になった場合は早急に部屋の換気を行うか、外に運び出します。
子供がガス中毒になった場合、部屋の窓を開けて空気の入れ替えを行ったり、外へ運び出すなどして119番連絡をします。
※ガス漏れの場合、電気のスイッチや火気には十分注意してください。火花が出て爆発する恐れがあります。
04.おぼれた場合の対処法
子供がおぼれた場合、ますは呼吸確保が第一優先になります。
1.意識の確認をする
子供がおぼれた場合は、救急車を呼び、意識があるか確認をします。口の中に異物が無いのを確認し、意識が無ければ気道を確保します。呼吸が無い場合には、すぐに人工呼吸をし、救急車の到着をまちます。
※人工呼吸中に水を吐いたら、気管に水が入らないよう、顔を横向きにし、気道を確保します。また、吐物が一緒に出てきた場合は口を開け指で取り除きます。
05.肩や肘を脱臼した場合の処置
腕を強くひっぱったり、肩を打ったりすると脱臼して腕がだらんとしたり、腕を上げられなくなったりした状態になります。
時間が経過すると元に戻しにくくなりますので、痛くないように固定して、早めに病院へ行き治療しましょう。
子供の医学辞典
| 05.肩や肘を脱臼した場合の処置 | 04.おぼれた場合の対処法 | 03.ガス中毒の対処法 | 02.感電した場合の対処法 | 01.熱が出た場合の対処法 | 00.こんなときどうする?