皮膚の病気 子供の医学辞典
あせも(汗疹)
あせも(汗疹)とは
【あせもの症状】
汗をかきやすい場所に赤い丘疹ができます。おむつがあたる場所や、額、首、脇の下などです。
かゆみがあるため、入眠の際などにかゆがることもあり、なかなか寝付けなかったり、機嫌が悪くなったりします。
いぼ
いぼとは
【いぼの症状】
白っぽくて表面がザラザラしたもので、痛みやかゆみはありませんが、数個がくっつくと大きくなることもあります。
手や足、体中、どこにでもできますが、足の裏にできた場合は「うおのめ」と間違われることもあります。
おむつかぶれ
おむつかぶれとは
【おむつかぶれの症状】
おむつがあたる部分が赤くなります。
炎症を起こすと赤いぶつぶつ(丘疹)ができ始め、かゆみをともないます。ひどくなると水疱(すいほう)ができてじくじくしたり、ただれたようになり、範囲も広がってきます。
ものもらい(麦粒腫)
ものもらい(麦粒腫)とは
【ものもらいの症状】
まつげの根元部分に細菌が感染して、赤く腫れ痛みがあります。
しこりができて押すと痛み、手でこすったり触ったりして、もう片方の目に触れるとうつってしまうので気をつけましょう。
わきが
わきがとは
【わきがの症状】
強い臭気を発生します。
【わきがの原因】
思春期になると、腋の下にあるアポクリン腺が発達し、そこから大量の汗を分泌します。その汗が時間が経つことで刺激臭を発生させます。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは
【アトピー性皮膚炎の症状】
年齢によって湿疹のできやすい部位が変わっていくのが特徴です。
乳児期には、頬や目のまわり、額に赤いブツブツができた後に、水疱ができ、ジクジクした状態になります。胸やお腹、背中、手足と湿疹が広がっていきます。
幼児期にはカサカサした湿疹で、思春期以降には厚くて乾いた皮膚になります。耳たぶの付け根がただれて切れたような状態になってしまうのがアトピー性皮膚炎の一番の特徴です。
かゆみが強いために、かきむしってしまったり、布団や衣服に体をこすりつけている姿が見られます。
小児ストロフルス
小児ストロフルスとは
【小児ストロフルスの症状】
腕や足に赤いぶつぶつができます。中には、水ほうが混ざっているものもあります。強いかゆみが特徴です。
水いぼ(伝染性軟属腫)
水いぼ(伝染性軟属腫)とは
【水いぼの症状】
表面がツルッとしていて、背中や、脇の下、わき腹などの全身にできます。
痛みやかゆみはほとんどありませんが、いぼをつぶしてしまうと、かゆ状の内容物がでてきます。その内容物の中にウイルスが入っていて、他の場所に付着すると新たないぼができます。どんどん増えていきます。
青あざ(太田母斑)
青あざ(太田母斑)とは
【青あざ(太田母斑)の症状】
顔の片側、目の周りを中心に頬、こめかみなどにできる青あざです。
また、白目や口の中にできることもあります。生まれつきのものと、思春期に現れるものとがあります。
子供の医学辞典
| わきが | アトピー性皮膚炎 | ものもらい(麦粒腫) | 水いぼ(伝染性軟属腫) | いぼ | 小児ストロフルス | あせも(汗疹) | おむつかぶれ | 青あざ(太田母斑)