外陰部膣炎
外陰部膣炎とは
【外陰部膣炎の症状】
外陰部が細菌感染によって炎症を起こす病気です。
外陰部が赤く腫れて、かゆくなります。痛みをともなうこともあり、黄色いおりものや膿が出ます。
【外陰部膣炎の原因】
外陰部や膣にブドウ球菌や大腸菌などの細菌が感染して起こります。
乳幼児には膣かん菌がないため細菌に弱いのです。とくに乳児の場合はオムツなどで外陰部が湿った状態になり、細菌が繁殖しやすくなります。
【外陰部膣炎の治療】
症状がよければ、入浴の際にせっけんでやさしく洗い、よくすすぐようにすれば治ります。
症状が強い場合は、抗生物質の入った軟膏を塗布します。飲み薬が処方されることもあります。
オムツ交換や下着交換をまめにおこない、排便後は必ず前から後ろに拭きます。
子供の医学辞典
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