急性中耳炎

急性中耳炎とは

急性中耳炎の症状
耳が痛み、聞こえにくくなります。乳児は耳が痛いと訴えることができないため、不機嫌が続いたり、耳に手をもっていく、一定時間をおいて大泣きするなどの様子が見られます。

発熱をともなうこともあります。

悪化すると、鼓膜が破れて黄色い膿(耳漏(じろう))がでることがあります。耳漏がでてから中耳炎を発見することもあります。

急性中耳炎の原因
鼓膜の奥にある中耳に細菌が感染し、炎症を起こします。かぜがきっかけで起こることがほとんどです。

急性中耳炎の治療
抗生物質を5〜10日投与します。それでも症状が改善されなければ、鼓膜に穴を開けて膿を出す方法が行われることがあります。

耳漏が出る場合は、綿棒で耳の入り口を軽く拭き、清潔にし、厚めのガーゼをあててあげたり、綿球を耳の穴に軽くつめ、こまめにとりかえるなどしてあげるとよいでしょう。

痛みが強いときは、頭と耳のまわりを冷やしてあげましょう。




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