慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)とは
【慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の症状】
急性副鼻腔炎が治りきらなかったり、繰り返すことで起こります。
蓄膿症ともいいます。
黄色っぽい、どろっとした膿のある鼻水が出ます。鼻水がのどに流れると、夜間の長引くせきや咽頭痛を起こす場合もあります。
ひどい鼻づまりがあるため、注意力が散漫になったり、記憶力も低下することがあります。
【慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の原因】
アレルギー性鼻炎、鼻の変形、ポリープ、アデノイド肥大が原因で炎症を起こすことがあります。
遺伝的な要素もあり、家族が同じ病気をもっていると発症しやすいと考えられることもあります。
【慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の治療】
抗生物質を投与したり、鼻水を吸引したり、血管収縮剤を点鼻します。
重症になると、鼻から上顎洞に針を通して膿を洗い流すこともあります。ただし、10歳ごろまでに自然に治ることが多いため、小学生以上で重症な場合にだけ行います。
子供の医学辞典
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