指しゃぶり
指しゃぶりとは
【指しゃぶりの症状】
乳児期に行なう行為であり、赤ちゃんのときに近くにあるおもちゃなどを口に入れて確かめる際に、指が触れ、吸い始め、やがて習慣になり、指を吸うことで落ち着きます。
1〜2歳ごろが盛んですが、3歳になると自然に治まります。
【指しゃぶりの原因】
不安や緊張、不満やストレスなどの要求の表われなどが考えられます。指しゃぶりをすることで安心感を得るために行なっています。
弟や妹の誕生、通園などがきっかけで始まることもあります。
【指しゃぶりの治療】
病気ではないので、無理にやめさせることはせず、指をしゃぶる以外に他の事で気がまぎれるように声をかけてあげたり、安心感を与えさせられるような関わり方を考えてあげましょう。
無理にやめさせることで、気持ちが落ち着かず不安定になり、髪の毛を抜いたりと違う問題行動をとることもあるので、あまり神経質にならずに気長に見守ってあげてください。
子供の医学辞典
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