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耳・鼻・のどの病気 子供の医学辞典
急性中耳炎
急性中耳炎とは
【急性中耳炎の症状】
耳が痛み、聞こえにくくなります。乳児は耳が痛いと訴えることができないため、不機嫌が続いたり、耳に手をもっていく、一定時間をおいて大泣きするなどの様子が見られます。
発熱をともなうこともあります。
悪化すると、鼓膜が破れて黄色い膿(耳漏(じろう))がでることがあります。耳漏がでてから中耳炎を発見することもあります。

急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびくうえん)
急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびくうえん)とは
【急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびくうえん)の症状】
かぜに引き続き起こり、発熱や黄色っぽいどろっとした鼻水が出ます。顔面が痛んだり、頬が腫れあがったりすることもあります。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)とは
【慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の症状】
急性副鼻腔炎が治りきらなかったり、繰り返すことで起こります。
蓄膿症ともいいます。
黄色っぽい、どろっとした膿のある鼻水が出ます。鼻水がのどに流れると、夜間の長引くせきや咽頭痛を起こす場合もあります。
ひどい鼻づまりがあるため、注意力が散漫になったり、記憶力も低下することがあります。

滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)
滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)とは
【滲出性中耳炎の症状】
耳の聞こえが悪かったり、耳鳴りがします。
テレビの音量を上げたり、呼びかけに反応しなかったりなどの様子が見られたときには、滲出性中耳炎の疑いもあります。
急性中耳炎とは違い、耳の痛みや発熱は見られないため、発見が遅れることが多いです。

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